英文契約は日本国内の契約と比べて対応が難しく、相手方から提示された契約案の精査や当方から主張したい修正案の提示が必ずしも十分に行えているわけではない、という声は少なくありません。
また、国際取引においては国内取引とは異なる固有のリスクが存在するため、そのようなリスクに十分に対処することなく国内取引と同じ感覚で契約を締結してしまうと、後に想定外の損害を被ることにもなりかねません。
このような問題意識のもと、2022 年9月に開催したのが、北浜法律事務所・外国法共同事業&ウエストロー・ジャパン&トムソン・ロイター共催セミナー「リスクを避けるための英文契約入門-サンプルを活用した英文契約への取り組み方」です。
同セミナーでは、北浜法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士 田島圭貴氏が、国際取引に関する豊富な経験をもとに、抽象的な理論としてではなく、実務上の取引リスクをベースに英文契約の基本的な事項について説明し、サンプルを活用して効果的に英文契約のドラフティング・レビューに取り組む方法について、利用頻度の高い複数の契約類型を題材に解説しました。
本稿は、その内容をコンパクトにまとめたレポートです。英文契約の実務や学習にお役立ていただければ幸いです。
- 本レポートは、企業の経営企画・法務・総務・知財部門の責任者様ならびに実務担当者様を対象としています。
法律事務所ご所属(企業等にご出向・派遣中を含む)の方、個人のお客様や同業者(社内弁護士を除く)の方につきましてはダウンロードをお控えください。 - 本レポートは、2022年9月7日開催のセミナー内容を取りまとめたレポートです。