法務を活用したビジネス戦略:法務部の価値を再考する

変化する法務部と最高法務責任者の役割

最高法務責任者(GC)は、単に企業法務部門を率いてビジネスに法的なアドバイスを提供することから大きく幅を広げ、進化しています。リーダーシップや交渉、ビジネスパートナー、経営幹部チームの執行役員、第三者との契約における会社代表、戦略的取引における主要な交渉人など、GCの役割はますます多様になっています。

GCは、監査、コンプライアンス、経営幹部、人事問題、投資家とメディアの関係、社会的責任などのさまざまな活動に深く関与するだけではありません。中核的なビジネス活動や戦略的方向性にも関与するようになってきているのです。

GCに求められるものが多様になるにつれ、それは法務部の社内における役割も変化してきています。新たなGCと法務部像を明確に定め、それを目標に資源を有効活用していくことが求められます。本レポートでは変わりつつあるGCの役割を明確にし、どのようにビジネス戦略に積極的に関わっていくのかを明確にします。

目次

  1. 合法性、戦略性、正確性
  2. リーダーシップ・マトリックス
  3. オピニオン:リーダーシップを示す
  4. 最高法務責任者のバランスの取れた行動
  5. 最小のリソースで最大の成果を達成

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